平成21年10月25日 日本民謡寿紅会 第38回発表大会
日本民謡寿紅会(水野湖賀会主)の第38回発表大会が10月25日、大阪府泉佐野市の泉の森ホールで開催された。大会は、まず恒例の会主を中心にした三味線合奏、「寿紅音頭」で幕が開いた。続いて水野寿鳳大師範のリードで「さんさ時雨」の合唱、会員個人の唄が披露された。子供たちの唄の後行われた新師範免状授与では、今回、水野寿樂さんと水野寿衣さんの二人の新師範が誕生した。二人とも若いながら幼いときより民謡の世界に触れており、力量は十分。水野会主も「二人とも次の世代への架け橋です。幼い頃から民謡を習いキャリアはあるとはいえ、まだまだ若い二人ですので、皆様も温かい目でこれからの成長を見守ってあげてください」と祝辞を贈った。二人は水野寿里大師範と共に津軽三味線の曲弾きを披露するなど随所で登場、その実力を思う存分発揮していた。

二人の新師範も加わってオープニングの合奏
また、会員のコンクールでは京極流師範の京極利益さんらが審査を務める中、36人が挑んだが、審査の結果、熊取公民館クラブの安田かずゑさんが優勝、産経新聞社賞などを受賞した。安田さんは今年95歳で、「とても信じられませんが、これで同じ高齢者の皆さんに少しでも元気を与えることができたかも」と嬉し涙で語った。民謡というジャンルを象徴するように、幅広い年代層の活躍で終始盛り上がった大会は、名取一同の「花笠音頭」で無事千秋楽を迎えた。その他コンクール上位入賞者は次の通り。(敬称略)
(1)安田かずゑ「外山節」 (2)藤岡早紀「秋田大黒舞」 (3)信貴政彦「黒田節」 (4)枝光浮子「願人節」 (5)中西加代子「川越舟唄」 (6)阪上知子「俵積み唄」

安田さん、感激の表彰式

