チャオ!2月号“健診のすすめ”の特集は、予想を超える反響があり、中小の企業で働く人とその被扶養者が加入している協会けんぽでも、受診の問い合わせが多く寄せられました。
自覚症状がないから怖い糖尿病・高脂血症・高血圧などは、健診で早期発見し、早期退治するのが健康で長生きへの早道。みんなが毎年受診して、メタボリックシンドロームを遠ざけることは、とりもなおさず医療費の負担を軽くして、健康保険料率の上昇を抑えることにもつながります。
協会が実施している生活習慣病予防健診は、充実した健診項目が割安な費用負担で受けられる加入者本人向けの、大変お得な健診。健診結果によっては、保健師が勤務先に生活習慣病予防や健康維持などの保健指導(無料)にも来てくれます。
また、扶養家族向けの特定健康診査も、平成22年度からは、あらかじめ受診券を勤務先へ配ってくれるので、今までのような受診申請も不要になり、受診しやすくなります。市町村が実施しているがん検診と併せて受診することで、より効果的に早期発見、早期治療につながりますよ。
最近よくテレビなどで「ジェネリック、ジェネリック」と言っているのを聞いたこと、ありませんか?価格が安い薬ということは知っているけれど、「安いのは効かないのでは?」と疑っている人も多いのでは?
ジェネリック医薬品は、これまで効き目や安全性が実証されている薬と主成分が同一であることなどが審査され、厚生労働省により製造・販売が承認された安価な薬のことです。 安さの理由は、特許が切れた薬を他のメーカーなどが製造・販売しており、新薬に必要な開発費用が不要なためです。
厚生労働省では、このジェネリック医薬品の普及に力を入れています。安価ということは、使う人の支払いが軽減されるとともに、医療保険財政のたすけになるからです。
毎日飲む必要がある高血圧症や高脂血症の薬などは、ジェネリックにすると医療費の自己負担がとくに軽くなるはず。
協会けんぽ大阪支部でも、ジェネリック医薬品の使用促進に積極的に取り組んでいます。40歳以上で、ジェネリックに切り替えたら薬代の負担が一定以上軽くなると見込まれる人に向けて、どれだけ自己負担が軽減されるかを金額まで出して説明する通知を、5月下旬ごろに発送する予定です。
また、この薬を使いたいけれど医師や薬局で自分から言えないという方のために、提出すればいいだけの専用カード(=左上参照)をデザインしています。インターネットのホームページからプリントもできます。
(http://www.kyoukaikenpo.or.jp/)。
地域ごとの医療費の違いが保険料率に反映される協会けんぽでは、支部ごとにさまざまな工夫で医療費適正化のための取り組みをしています。1人ひとりの協力で保険料率の増加を抑える時代ですね。