世の中、あんまりいい話ないですねー。気分転換したいですねー。雑然としたわが家の模様替えでもしてみようと、神戸・ポートアイランドに次いで今年8月、大阪・大正区の鶴浜に出店したスウェーデン発祥の世界最大の家具小売チェーン「IKEA(イケア)鶴浜店」を探検してきました。

ウワサには聞いてはいましたが、まずはその広さにびっくり。ウォーキングシューズを履いてきたのは大正解でした。4万平方メートルという店内には、約1万種類の家具や雑貨が揃っています。従来の家具店のように、タンスや食器棚が所狭しとぎっしり並んでいるのではなく、リビングルーム、キッチン、寝室、オフィス家具、衣服収納、子供部屋と、家具と雑貨が実際の部屋のようにレイアウトされたショールームが何と56もあり、1つ1つが夢のある楽しさ。スウェーデン風というデザインの波がパワー全開です。
スッキリしたデザインの家具、きれいな色・やさしい素材感のカーテンなどのファブリック、キッチン雑貨や楽しい子供用品…。日本の平均的な家庭をリサーチしたということで、現実的な広さでレイアウトされており、すぐにでもアイデアを取り入れることができそうです。平日の店内は、子供連れの若いお母さんのグループや学生らしいカップルが、ゆったりショッピング。「こんな色の組み合わせ、いいねー」「きもちよさそうな白いソファー、おしゃれ!」と、会話もはずみます。

インテリア雑誌のページをめくるような感覚で見て歩くのが楽しく、商品群に気持ちを奪われているせいか、広いわりには疲れを感じません。「上手く収納できない」「色がちぐはぐで、どうもヘン」。家具から収納雑貨、カーテン、飾りの小物まで、組み合わせのヒントがいっぱいのディスプレーです。「スウェーデンでは、室内の照明にも工夫がいっぱい。スタンドやペンダントなど照明器具も人気のアイテムです」と、広報担当の石本康子さん。




あちこちで、付けられた値札に目が釘付けになっている人多数。「エーッ、安い!」「この部屋全部でこの値段で済むの?」「もう一度結婚して家具を揃え直したいわ」!?
「スウェーデンで仕事をしているイケアのデザイナーたちは、まず価格を決めてからデザインするんですよ」と、石本さん。どこまで価格を下げられるかと、世界中に素材を探し、低価格にこだわり続けるのがイケアのコンセプトということですが、安さの理由のひとつは、大量生産とともに、セルフサービスが徹底されていること。

家具などは平らな箱に収められており、自分で持ち帰って、自分で組み立てるというのが基本。自分でできることは自分でというDIYスタイル。「初めに買った棚は、慣れないので苦戦していましたが、安さが魅力で、今日はテーブルを探しにきました」と、30代の主婦。仕上がった満足感も気持ちいいとか。ちなみに買ったのはサイドテーブル、1500円也!ソファーも2万円台からなど、たしかに品質と価格を比べて安さを実感できる商品群です。
配送や組み立てなど、自分でできない場合は有料で応じてくれますが、当然それなりの費用はかかってきますー。
店内には650席のレストランも。スウェーデンでポピュラーな料理が低価格で提供されます。サーモンマリネ395円、リンゴベリー(コケモモ)のジャムを添えたミートボール495円ほか。
平日限定で9時30分〜11時はプレーンオムレツのついたモーニングプレートが99円!

出口近くのカフェテリアでは、100円のホットドッグと50円のソフトクリームが人気

11月1日から12月24日まで、ぬいぐるみを購入すると1つにつき1ユーロをユニセフまたはセイブ・ザ・チルドレンに寄付できるキャンペーンが開催されます。期間中は、ちょっととぼけた顔や姿、鮮やかな色彩の、スウェーデンならではのぬいぐるみの新作が多数登場! 価格は1つ数百円から。世界の恵まれない子供たちに、1つ1ユーロのクリスマスプレゼント。

