ウーマンクリニック

2008年11月

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膀胱炎

頻回に尿意があるけれど少量しか出ない、残尿感がある、排尿時痛または排尿後痛、尿が混濁している…。こんな症状を経験した方は多いでしょう。膀胱炎をはじめとする尿路感染症は圧倒的に女性に多く、それは女性の尿道(膀胱から外尿道口まで)が短く、外陰部の細菌が膀胱に入りやすいためと考えられています。

膀胱炎の症状が出現すると、トイレに行くのが苦痛になるため、飲水を控える人が多いようです。尿量が減少するので、膀胱内で細菌が繁殖しやすく、逆に症状の悪化を招きます。排尿時に不快を感じたら、しっかり水分を摂り、尿量を増やしましょう。膀胱炎は体力が低下し、身体の抵抗力が落ちているときにおきやすいため、十分な休息と栄養も必要です。医師を受診すると抗生物質を処方されます。最近の抗生物質は効果が高く、2〜3日服用すれば自覚症状はほとんど消失しますが、尿中には細菌が残っていることが多く、服用を止めると再発することがあります。必ず指示通りに服用しましょう。

膀胱炎は比較的治癒しやすい疾患ですが、炎症が腎臓にまで及ぶと腎孟腎炎となり、高熱が出て、時として入院が必要になります。また、膀胱炎だと思っていると悪性疾患が隠れていたり、心因性によるものや、まれには他科で処方された薬が原因のこともあります。

安易に考えず、必ず医師の診察を受けるとともに、ふだんからトイレを我慢せず、水分摂取を心がけましょう。

当院では毎月第3水曜日の13時から「更年期セミナー」を行います。11月は19日です。参加無料。

ご希望の方は当院(TEL.06-6941-1501)へ。

※お問い合わせは月〜金曜日の10時〜13時、15時〜18時にお願いします。

西野照代 西野レディースクリニック 院長

西野照代

にしの・てるよ
昭和54年、兵庫医科大学卒。翌年より大阪回生病院、大阪大学医学部付属病院、大阪船員保険病院の勤務医を経て、平成4年から大手前病院産婦人科医長。平成17年に現クリニックを大阪市中央区に開院。

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