アナウンサーのひとりごと

2009年7月

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あ〜、何着よう!アナウンサーの着まわし術

岡本 栄

岡本栄アナ

「アナウンサーって、いつも綺麗な服着せてもらえていいですね」と、よく言われます。中には、番組で着たものは、すべて貰えると思っていらっしゃる方もいるようです。が、そんなうまい話はありません。基本、日常業務では、すべて自前です。スーツもカジュアルも、どうかするとフォーマルも用意しなければなりません。

たとえばニュース。毎週一回の出番があるとしても、1年は、53週。テレビに定休日はありませんから、毎回違ったものにすると、少なくとも53着のスーツが必要になる計算です。これは、不可能の一語に尽きます。では、この53回をどう乗り切るか。限られた手持ちのもので着まわすより他ありません。

しかし困ったことに、男物のスーツは、かなり明るい色味のもので無い限り、茶系も紺系も画面では、みんな黒一色に映ってしまいます。つまり、変化を付ける事は難しいのです。そうなれば、必然、シャツとネクタイがポイントです。が、順列組み合わせで事が解決、と言うワケにはいきません。そして、ここからが、正念場です。実に様々な条件設定が加わってきます。基本は、その日の天候、さらに、その日のニュースは、どんな事が予想されるのか、それに視聴者層。ファクターは実に様々で、真夜中に、部屋一面、ブティック開店と言うこともしばしばです。それでも、朝になれば状況一変、変更ということもありえます。

また、お気に入りのコーデでも、インパクトの強いものは、印象に残りやすく、一回こっきりの勝負服。ポケットチーフなどは、役立ちアイテムです。無難、凡庸、平凡は、最も避けたいところです。自分らしくあるための、自分が納得いくコーディネート。エネルギーは要りますが、それは、それなりの対価ということでしょうか。今回は、衣装でしたが、そんな訳で、ヘアメイクもメイクも、全部自分でする事にしています。また、機会があればお話したいと思います。

次回は、“男前”と言われることが多い村西アナウンサーです。お楽しみに。

岡本 栄(おかもと さかえ)

岡本栄

昭和49年入社。編成制作局アナウンス部。FNNスピーク、FNNスーパーニュース(日)etc…
趣味:アジア歩き、ジム通い、美術鑑賞、イヌ、ネコ、コイ、園芸etc…
9月18日生まれ、三重県伊賀市出身、A型。

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